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LA訪問記6 DAY2 IN-N-OUT BURGER
 日本ではU2のアルバム"Joshua Tree"が「ヨシュア・トゥリー」というカタカナの邦題で発売されたこともあり、Joshua Tree National Parkもそのように読むのだと僕は思っていたが、アメリカでの読み方は「ヨシュア」ではなく「ジョシュア」だとshinが教えてくれた。

そんな話を聞きながら、そこへ行く前にお昼ご飯を食べよう、ということで、わざわざ迂回して立ち寄ったのが、"IN-N-OUT BURGER" だ。

ここはshinが以前くれた日本への絵はがきで「カリフォルニア周辺にしかなく、未体験のうまさ!ぜひ食べさせたいです」と書いていた店だ。ガラス越しに店の中をちらりと見ると、ちょうど昼すぎだったせいか客席は満席、レジ前にも人がたくさんいて、すごい人気店だということはわかった。


POLICEもここで昼食?

店に入ろうとしたとき、ドアの前で立ち止まったshinが、じゃあ自分でオーダーしてもらうからね、とレクチャーをはじめた。

基本的には、ここのバーガーは「ハンバーガー」と「チーズバーガー」しかないよ。チーズバーガーで、チーズとビーフパテを二枚づつ挟んでいるのが「Double-Double」という人気メニューだよ。飲み放題のソフトドリンクとポテトがついたセットが、「Combo」だよ。だから、オーダーではDouble-double comboと言えばOK。その他にレジで聞かれることは、Onionを入れるか、ここで食べるか持ち帰るかという二点だけだよ。
以上、さあレジに並んでオーダーしてみて。

というわけで、僕とkikiさんはshinとは別の列に並んでやってみた。レジで Two Double-double combo,please みたいなことを言ったのはkikiさんのほう。そのあと、shinがいうように XXXXXXXXXX onion ? とか For here or to go? と聞かれたので、僕はYes ,To-goといっただけかも知れない。事前に何を聞かれるかわかっていたから慌てなかったけど、知らされていなかったらちゃんと聞き取れずに、onionをなに?どうするって?みたいになってただろうな。

支払いはクレジットカード。日本では、小額の買い物でカードを使うことは少ないが、アメリカはとにかくどこでもクレジットカードでの支払いが多い。shinによると、アメリカではクレジットカードの使用歴がその人の信用調査に使われるので、社会的信用を得るためにアメリカ発行のカードをつくり、それを使い続ける必要があるそうだ。クレジットカードでの買い物は後払いのいわば「借金」なわけだが、まず借金ができるだけの信用があり、またその借金をきちんと返し続けていることが、更なる社会的信用につながる、ということだろうか。

オーダーしてから作るスタイルなので、マクドナルドみたいにすぐ出てくることはない。セルフサービスのソフトドリンク、shinおすすめのピンクレモネードを啜り、In-n-outの間のnってなんだろう、Rock'n'rollの間のnと同じ ANDだろうね、なんて話しながら、待つことおよそ10分。先にオーダーしていたshinの番号が先に呼ばれた。受け取って戻って来たshinが、ああそうだもう一つあった、To-goだと「ケチャップがいるか?」って聞かれるよ、と教えてくれた。すぐに僕も呼ばれ、確かに受け取りの際に XXXXXXX ketchup?と聞かれたので、とりあえずYESと答えたら、小さい袋入りのケチャップを5,6個無造作に掴んで袋に入れてくれた。店内で食べる場合は、セルフサービスのケチャップマシン(コックから出てくるケチャップを自分で小さい紙カップに入れる)があるので、これは聞かれないのだ。

店内が混んでいたからTo-goを選択したのだが、10分待つ間にちょうど空いた席がありここを確保したため、結局は店内で食べて行こうということになった。袋入りのケチャップは持ち帰ることにして、ケチャップマシンにもトライ。

これが噂のDouble-double!

うん、確かにうまい!野菜もシャキシャキしているし、焼きたてビーフパテの表面はカリっと香ばしく中はジューシー。これは人気があるのもよくわかる。shinはdouble-doubeを食べながら、日本人はアメリカ人の味覚は大雑把だというイメージを持っているが、こんなふうに日本よりうまいものがたくさんあって、決して大雑把な訳ではないと思うよ、といっていたが、なるほどその通りだな、と思った。

なお、メニューには基本的には、「ハンバーガー」と「チーズバーガー」と書いたが、それはあくまで基本形の話。魚やチキンなどの食材はないかわりに、「ハンバーガー」と「チーズバーガー」用の食材を使った、バリエーションはたくさんある。ホームページに掲載されているnot-so secret menu と呼ばれる特殊メニューの他にも、どこにも書いてない裏メニューがあるそうだ。onionをgrilledにする (何も言わなければfreshly sliced) 、Extra tomatoes(トマト増量)、などに始まって、ビーフパテを三枚、四枚に増やしたり、さらにはバンズなしで具材をレタスで挟むprotein styleまで…。今度行ったら、Animal Style (burger of your choice with hand-leafed lettuce, tomato, a mustard cooked beef patty; add pickle, extra spread with grilled onions )というのを食べてみたいな。

本家のホームページはこちら
http://www.in-n-out.com/
| 2012 U.S.A | 11:21 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
LA訪問記5 DAY2 はじめての運転
 初めてのアメリカ、初めてのLA訪問から、一夜が明けて。
翌朝は時差ぼけの名残で、ずいぶんと寝坊してしまった。午前八時半くらいに起きたら、takaさんは家にいなかった。毎日早起きして、七時に家を出て英会話の学校に行っているのだそうだ。すごいね、がんばってるね。

弟shinの作ってくれた朝食を食べながら、本日の予定を聞く。二日目は、僕ら夫婦はshinの案内でJoshua Tree National Parkへ、また両親は、十一時頃に帰宅するtakaさんの案内で地元の美術館へいくプランだ。Joshua Tree National Parkの訪問は、アメリカの自然の雄大さを楽しみつつ、その中を歩き回るのが目的なので、足が丈夫でない父には不向きだろうというshinの配慮により、別行動になった。

Joshua Tree National Parkへ向かう前に、ビッグイベントが待っていた。
shinの指導で、僕の車の運転の練習をすることになったのだ。

家を出るところから、かなり慎重モードでスタート。家の前の路地からストリートを右折。初めて体験する右側通行に、逆走しているかのようなものすごい違和感を感じる。そこからすぐ先、同じくらいの太さの通りが交差するところには、どの方向にもSTOP(一時停止)の表示。四方向、どこから来ても一時停止し、先にその交差点に来た車が優先となるルール。これは日本にはない交通ルールで「FOUR STOP」というのだそうだ。



このほかにも、日本とは違う交通ルールが多数あり、それをその都度、助手席でshinが教えてくれる。信号がある交差点で前方が赤でも、右折禁止と特記されていない限りは右折可能。つまり、日本でいうところの「左折可」ということだ。また、信号での左折矢(日本でいうところの右折矢)は、アメリカでは直進青信号の後ではなく、前に出る。

慣れない交通ルール、見慣れない標識、右側通行の違和感、左ハンドルで自信が持てない右側の車両感覚…いつもならなにも考えずに感覚的に運転しているのに、頭の中がフル回転で緊張しっぱなしだ。kikiさんは車の運転があまり好きではなく、年に数回しか車の運転をしない。たまに運転する時には、ずいぶん緊張した様子で運転するものだなあ、そんなに怖がらなくてもいいのに…と思っていたのだが、なるほど、こういう感じだったのか。

国際運転免許は、日本の運転免許を持っていれば無条件で発行されるものでなので、何ら講習などを受けることはない。行く先の国に応じた交通ルールについて調べるのは各自の責任で行うべし、ということだ。アメリカでの交通ルールは、書籍で読んだ程度では実感しにくいが、僕の場合は、すでにアメリカの運転免許を取得しているshinが助手席で指導してくれるので、恵まれた環境だ。これがもし、旅先でレンタカーを借りていきなり運転なんてシチュエーションだったら、もっと大変だし、かなり危険だろう。

そして、はじめてFreeWayにも乗ることになった。前日、ミラーだけではなく必ず目視で確認することと言っていたな、と思い出しつつ、右から左へと合流し、加速して行く。走っている車の平均スピードは速く車の数も多いため、合流や車線変更にはなかなか気を使う。

ほんの一区間だけFreeWayを運転した後は、また一般道に降りて、shinのいうとおりに走っていると、なんだか見たことのある場所に出た。街をぐるっと一回りして、shin&takaの家に戻ってくる練習ルートだったのだ。ここで、shinの運転に交代して、あらためてJoshua Tree National Parkへ向かうという計画だったんだな。…いや、もしかしたら、僕の運転がもう少しマシだったら、そのままJoshua Tree National Parkへ向って、途中で運転交代するつもりだったのかも知れない。助手席で見ていて、こりゃ今日はやめといたほうがいいなと思ったんだろう。懸命な判断だよ。兄としては、不甲斐ない、情けないところだが…。

shinの運転で、再びFreeWayを走り出した。

しばらく走って郊外に出ると、道の両側には荒涼とした禿山が広がっている。よく見ると、そのうちのいくつかにはオフロードバイクや四駆で走り回ったような轍も見えた。

そしてさらにもうしばらく走って行くと…

風力発電の風車がビッシリたっている。


飽きるくらい延々と、禿山に風車、という風景ばかりが見える。
shin曰く、どこまでいっても○○○、というのがアメリカの風景のひとつの特徴だそうだ。なるほどね…。
| 2012 U.S.A | 09:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
LA訪問記 4 TACO PARTYの夜は更けて
手巻き寿司のように、ホットプレートであたためた生地に好きな具を挟んで食べるスタイルでTACOパーティーを楽しみながら、たくさんビールを飲んだ。アメリカだから、バドワイザー?


…かと思いきや、一番搾りとサッポロ黒ラベル!

アメリカンビールよりも、日本ブランドで現地生産しているビールが一番安い、という不思議。24本で14$ちょっと、だからええと…地方税(日本でいう消費税みたいなもの、CAでは7%ほどかかる)を加算しても、一本50円ちょっと!水より安い!
黒ラベルに書いてある"IMPOTED"の文字は、日本からの輸入ではなく、日本ブランドでカナダ生産のビールをアメリカに輸入している、というものだ。なんだかややこしいんだけど、とにかく安い。日本の発泡酒より安い。

味はというと、日本で売っている一番搾りや黒ラベルとは、確かに味は違う。しかしながら、バドみたいな水っぽい感じではなく、ちゃんとドッシリ感があってうまい。これでこの値段だったら嬉しいなあ。嬉しすぎて、ビール腹&アル中まっしぐらかも知れない。日本は酒税が高いから酒が高いのだが、僕みたいな酒が好きな人間にとっては、歯止めが利いてていいのかも知れないな(負け惜しみ)。

Shinyaは、今の仕事につく直前の大学生4年の時にも、その仕事の関係で船で日本を一周する企画に呼ばれたりしていて、今回のCAへの配属といい、とても運がいい、というか、ヒキが強いよね、なんて話を、時差ぼけと酒でぐるぐるに酔っぱらいながらしてた気がする。Shinyaはすごいんだ、こいつはそういうSomethingを持っているんだよ、なんてルー大柴みたいなことをいってたら、takaに笑われたんだったな(^^;
| 2012 U.S.A | 01:14 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
LA訪問記 3
 Shinya&Takaさんの家のインテリアに感心しながら雑談していたら、意識がもうろうとしてきた。



日本とLAの時差は、日本から見て-17時間。雑談していた頃は現地時間で午後二時〜三時頃だったと思うのだけれど、つまり日本では午前九時〜午前十時頃。日本時間で夕方の飛行機に乗ってから、ほとんど眠ることなく完徹し、朝の九時〜十時になったという状態だから、眠くならないわけがない。

いつの間に寝たのかはわからないが、気がついたらソファーで座ったまま寝ていた。というか、気を失っていた。ふと気がつくと、kikiさんや母、takaさんらが話しているのが遠くで聞こえた。「寝てるんだったら置いて行ったらいい」というような母の声が聞こえた。なんだかわからないけど、もったいないと思ったので、「僕も行くよ」と慌てて飛び起きた。

どうやら近所のお店に車で買い物に行くところだったのだ。この日にいったのは、近所のマーケットプレイス。

最初にいったのは、Party Cityというお店。
名前の通り、パーティーグッズばかり売っている店。東急ハンズのパーティーグッズコーナーをより充実させて、まるごとお店にしたようなところで、実に面白かった。


アヒルちゃん詰め合わせ、なんだかよくわかんないけど可愛い。買えば良かった…

その後に行ったのは、弟夫妻が日常的に買い物をしているTrader Joe'sというマーケット。


日本のマーケットとは、売っているものや、陳列の仕方がずいぶん違っていた。




Shinya&Takaは、この店をトレジョーって呼んでた。たぶん現地の人がそう呼んでるわけじゃなく、彼らが考えたんだろう。日本人らしい略し方に、なんだかほのぼのした気持ちになった。

夜は、そのトレジョーで買った材料などを使って、TACOパーティーが開催された。




Taco、っていうのはつまり日本で言うタコスってやつだ。米国では複数形のSはつけずに、タコっていうんだな。

弟夫妻が用意してくれたTacoはとっても美味しかった。Tacoは、カリフォルニアではハンバーガーと同じくらいメジャーなFastfoodで、あちこちにTacoのお店があるんだそうだ。

| 2012 U.S.A | 00:56 | comments(5) | trackbacks(0) | ↑TOP
LA訪問記 その2
(まだ到着日だよ)

 弟夫妻のアメリカでの家は、LAの東、ARCADIAという街の一角。僕はアルカディアと読むのだと思いこんでいたが(昔読んだ、松本零士の漫画の影響だろうか)、車の中でそう口にすると、弟が「アーケイディアだよ」だと教えてくれた。ちなみにこの街の呼称は、iOS5のGoogleMap日本語版ではアーケイディアと正しく書かれているが、iOS6のMapではアルカディアと誤記されている。頑張れアップル。

家では、こちらも半年ぶりに会う弟の奥さん、takaが笑顔で出迎えてくれた。弟とは対照的に、takaさんはむしろ以前より明るく元気になったように見えた。

車が二台停められるガレージ、吹き抜けのリビング、明るい日差しが注ぐ庭。訪問したばかりの我々から見れば、とてもすてきな家だと思ったのだが、二人の話を聞くと、実際はこの状態にするまでにするのが大変だったようだ。

この国に来たばかりの日、Shinyaは飛行機に乗る際からスーツとネクタイ姿だったらしい。なぜなら、LAにつくやいなや、夫妻はすぐに仕事関係の挨拶回りにひきずりまわさることになっていたからだ。気疲れと時差ボケでへとへとになって、ようやく自分たちがこれから住む家にたどり着いた二人は、唖然とした。

彼らが目にしたのは、まるで掃除されていないように見える、埃にまみれた家。さらによく見ると、そこらに蜘蛛の巣が…いや、蜘蛛そのものがいる…。

日本で賃貸住宅を借りる場合、前に住んでいた人が出た後に、ハウスオーナーによって補修やクリーニングが入った後、新しい借り主に引き渡されるというのが一般的なのだが、この家は家は弟の勤務先があらかじめ用意してくれる借上住宅で、オーナーからずっと借りっ放しで、寮のように使われているようだ。そして、前任者が直前まで生活していて、慌ただしく出て行った状態のままで彼らに引き渡されたようだ。

ともあれ、なにかと世話になっている、勤務先の先輩に当たる人に相談してハウスクリーニングを呼んでもらい、床を重点的にクリーニングしてもらい、日本と同じように靴を脱いでの生活ができるようになったようだ。

それでも、ブラインドに隠れていた窓一面の蜘蛛の巣を自分たちで掃除したり、と様々に手を入れながら、ようやく落ち着いて暮らせる家を手に入れたのだという。

そんな苦労がいろいろあったようだが、家のインテリアはシンプルかつセンスよくまとまっていた。さすがTakaさんだな!

(まだまだ続く)
| 2012 U.S.A | 01:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
LA訪問記 1
 【1日目:11/18(日)】
 東京 17:05発
 LA  9:45着

出発の日。僕らは東所沢駅から成田空港への直通バスに乗り、伊丹空港から来る両親とは成田空港ロビーで待ち合わせた。


父が高齢でゆっくりしか歩けないので、国内線から国際線への乗り換え時間が一時間半足らずしかない点で少し不安があった。航空会社(ANA)にその旨を申し出たところ、車椅子を手配してくれることになった。借りた車椅子をうちの母が押すのかと思い、それは大変だから手伝おうと思っていたのだけれど、どうやら介助スタッフがついて、荷物の運搬から車椅子の運行まですべてをやってくれるらしい。ならば安心なので、そちらは任せることにした。

僕らはまず、空港で旅行保険に加入した。滞在一週間、掛け捨てでおよそ一万円(二名分)というのは安くはない金額だが、怪我、病気、盗難など、どんなトラブルがあるかはわからないので、入っておくことにした。

それから、SKY Global WiFiのカウンターにて、予約しておいた米国で使えるWi-fi機器を受け取った。iPhoneをLAに持っていく場合、現地のAT&Tなどのキャリアを使用して通話や3Gによるモバイル通信網を使うこともできるのだが、データ通信ではあらかじめ国際パケホーダイ契約をしていていても一日2980円(データ転送量が25MB/日を超えるとこの値段になる。これは、スマホを使っているとあっという間に超える量)の料金がかかり、これが夫婦二台、一週間滞在した場合で計算すると、請求額は40000円以上とかなりの高額になる。レンタルWi-fiを使えば、一日1000円程度の定額にて、夫婦のiPhoneの両方で使えるのだ。

それから免税店で弟夫妻への少しの土産、それから父のために免税店でタバコと日本酒などを買ってから、国際線の乗り場近くで父母の到着を待った。

ほどなく、両親が到着した。伊丹空港では、近くに住む姉が見送ってくれたそうだ。成田の乗り換えでは、車いすと介助スタッフがついてくれたたおかげで、スムーズに両親と会うことができた。

LAまでは乗り換えのない直通便で、フライト時間はおよそ11時間。長いようだが、映画を見たり、うとうと眠ったりしていると、意外と長くは感じないものだ。ANAの直通便だからCAも日本人で、英語を使わなければいけないという心配もない。LAにつくまでの機内はいわば「日本の延長」という気軽なムードだった。

LA時間の午前9時半過ぎ、僕らの乗った飛行機は予定通りLAXに到着した。
ここからは、急に空気がアメリカに変わった。ヒスパニックらしい車いすのスタッフが迎えに来てくれ、当然英語で話しかけられる。まずCan you speak English?といわれ、ただひとことせめてA little.といいたかっただけなのに、初めて吸うアメリカの空気、雰囲気にのまれたのか、なんだか緊張して声が出ない。にやにやするだけのへんな日本人と思われただろう。

空港でのチェックは日本よりずっと厳しい。ひとりひとり、網膜や指紋をスキャンし、過去米国内で犯罪歴のある人物ではないかを確認する。職員がアンコー?と奇妙な声を発し、それが「観光?」と聞かれているらしいことがわかるまでには数秒かかったが、とはいえ、小さな四人組の典型的なジャパニーズファミリーの僕らは特に怪しまれるようなことはなく、すべての手続きはスムーズに行われた。

それから、ヒスパニックの女性スタッフに空港ロビーまで車いすで案内してもらった。

しかしここで、とても困ったことが起こった。彼女に支払うべきチップがないのだ。弟に会ってから、彼の手持ちのドルで円を換金してもらう話になっていたので、米ドルをまったく持っていなかったのだ。後で思えば、彼女が送ってくれたロビー内にはexchange counterがあったのだから、ほんの数分待ってもらってでも換金してチップを渡すべきだった。あるいは、日本円で1000円札を渡しても良かったかもしれない。しかしその時の僕はと言えば、何も思いつかず、ただサンキューと述べるだけでチップを渡そうとしない、無礼な日本人だった。彼女は、こんなに私は親切にしたのに、なんて失礼な、という憮然とした表情で立ち去った。この時のなんともいえない気持ちが、米国に滞在している間中、僕の頭を離れることはなかった。

それから数分後、空港に迎えに来てくれていた弟と会うことができた。半年ぶりに会う弟。歩行者用の信号はとても短いから気をつけて渡ってよ、と説明してくれる彼は、なんだか少しぶっきらぼうで怒っているようにも見えた。

いや、久しぶりにあう僕らはたぶんお互いに少し緊張していたんだろう…僕はきっと、アメリカという未知の場所で暮らし、いつの間にか何歩も僕の先を歩いている弟に対する眩しさで、そして彼は、LAまで来てくれた家族をしっかりサポートし、楽しませなければいけないのだ、という使命感で。

LAXから弟の車に乗り、走り出した。フリーウエイに乗ると、初めて見る風景が広がった。



これがLAなんだ、LAに来たんだという実感がじわじわとわいてきた。

最初に弟の勤務先があるLittle Tokyoを案内してもらうことになった。ここは空港と弟の家の中間に位置する、ロサンゼルスのダウンタウンにある日本人街の通称だ。

移民から現在までに様々な歴史の紆余曲折があった街だ。日本人街と言っても、現在では日本人や日系人がたくさんここに住んでいるというわけではなく、米国人や在米日本人向けの「日本的な街」といったところだ。

散策していると、遊園地の日本テーマパークを見ているような不思議な感覚にとらわれる。「どことなく変な、ニッポンみたいなアメリカの街」がそこには広がっている。







ん??渡る世間…??

日本でもおなじみのくら寿司という回転寿し店があり「Revolving sushi bar」と表記してあることに妙に納得した。昼食を食べたのはくら寿司でもこう楽でもなく、弟が時折同僚と来るという和食レストランで、日本人だか日系人だかが働いていて、オーダーもまるっきり日本語でOKなので、ここではいまひとつ海外に来たという実感がわかない。しかし、店のインテリアはやっぱりどことなく変なニッポンだ。



そして、料理の量はやはり米国人向けなのだなと思った。蕎麦とカツのセットは、それぞれが多めの一人前の分量で、美味しいのだが、全然食べきれなかった。


Little Tokyoの散策を終えた僕らは、次に弟の自宅まで連れて行ってもらうことになった。

(もちろん、続く)
| 2012 U.S.A | 01:17 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
LAはすばらかった!(レポートは後ほど)
日曜の夜遅くに、日本に戻ってきました。
翌日からもう仕事なので、バタバタしています。
しかし、ほんとにすばらしい体験でした。毎日思い出しています。
今すぐにでもまた行きたいくらいです(笑)
そして、この思いをはやく書き留めておかなければ… と思っています。
留守中にたまった仕事が落ち着いたら書きます!

さて、それはそれとして、今週末の土日(月)で中学の同窓会のために神戸に帰ることに。
いつも悩むのが交通手段。

車・バイク等…一人だと車やバイクは体力的にもコスト的にも割が合わないので除外。
高速バス…往路は所沢発22:30、三宮8時過ぎ着でちょうどいいんだけども、復路が三宮20時過ぎ発で、夕方から慌ただしい上に乗車時間が長くてイマイチ。
飛行機…神戸空港〜羽田は10000円〜12000円で飛べるが、どっちも空港が遠くてイマイチ。
新幹線は…飛行機より高い。もちろん一番楽なんだけどね。

 しかし新幹線でも、こだまでいいなら「E-ぷらっと」を使うと、新大阪〜東京間が10000円(+送料200円)で乗れることがわかった。新大阪〜東京で、ひかりなら三時間、のぞみなら二時間半で行くところを、こだまなら三時間半かかるわけだが、選べるワンドリンクつき(笑)で10000円なら悪くないよね。

なので、今回は往路は高速バス(金曜夜発、土曜朝着)にて、復路はeぷらっと利用で、月曜の朝に家を出て新快速で新大阪まで行き、新大阪〜三時間半後に品川につく新幹線(こだま)にて戻る、というプランに決定。eぷらっとのチケットの発送先は、自宅宛だと出発日までに受け取れないので、実家宛にした。これだと、土曜の朝から月曜の朝までまるまる2日間、神戸に滞在できるしね。
| 2012 U.S.A | 22:38 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
LAにいってきます
今日の夕方の便で、弟夫妻の住むLAに行きます。一週間ほど日本を離れます。その間、携帯キャリアのMMSはみれませんので、ご連絡はりん…アットマークアイてんソフバン…のほうの携帯メールアドレスか、パソコンのメールアドレス、Facebookメッセージ、mixiメッセージ、LINEなどでお願いします。

| 2012 U.S.A | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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整備工具のストレート応援中!

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